England 2003 Home RWC by Nike


賛否両論のNikeのピチピチ(実際は「賛否否否」位か?)

管理人は全く評価していないが、学術的見地から急遽Bobの店にて購入

恐らく本モデルについては「興味深々」「購入を検討中」の諸兄も多い事と思われ

時間的な余裕が無く通常の紹介形式では中々ページを作成出来そうに無いので

学術的な見地から今回、簡易版「速報」として紹介




うーむ とてもRugby用の衣料品とは思えない



セットイン袖、エンブレムとRWCパッチの位置は適正




リトアニア製!NikeのXXL
この部分はプリントで、首タグは無い
あったら、肌に密着するデザインの為に心地悪いと思われる



3種の生地での構成

硬いごわごわ生地(肩、身頃等)

エラスチックのびのび生地(袖等)

メッシュ生地(赤い部分)

 

ごわごわ生地の表面には格子状の凹凸がライン状に入り、がさがさである
これが無いと、完全に(着ている本人も)掴みずらく
着れないし脱げないのである

エラスチックは薄手ウエットスーツ風?

 

 


硬い事には変わりは無いが、意外と伸びる


RFUローズは「貼り付け」で刺繍では無い
肌にエンブレムの裏が密着する為に、裏地に何も出ない様にするのが目的と思われる

 


フェルトの裏に、クロス(上記だと赤の織り生地)を張りワッペンにし
それをShirtに貼り付けてある

 


RWCも同じ工法

 


首はエラスチック
Nikeスオッシュは首下に位置!
ちなみにこれはラバープリントで、刺繍と違い裏には何も出ていない


例えばこんな風に

 

スオッシュの位置は、結局RWCは首下!


初登場は首の上

 


市販画像も2種存在

 

 


南アのお披露目も首下

 


RWC前のお披露目時は南アも首下

しかし、この画像2種で本物の構造が分かる

今の所、TVで試合を見て明らかなのは、FW1-5は少し違うデザインと言う事である

・肩の滑り止め
・腹のエラスチック生地や体側の別生地はスクラム対策?
・背中のデザインも少し違う

のである

このページの市販レプリカは、その意味では「非フロント+ロック」仕様に近いと言える
あえて言えば、3列+BK用

 


XXLで約40インチ!通常40インチはMサイズである・・・ まぁ比較にはならないが参考までに

 


背中は中央の部分がメッシュ


フロントロック用はこの部分が「∩」では無く、「∪」になっている

 



メッシュの縫製部

 


しかし、縫い目がとても雑! こんな程度か!リトアニアの縫製技術は!
裏地の縫い目は「全て」こんな感じ

 


ごわごわ生地の裏は、「硬いもこもこ」
・・・・ 本品生地の表現が非常に難しい

 


裏地。大きなタグが目を引く


タグは4枚!!

 


オランダNikeによるリトアニア製!尋常では無い!(サッカー物でも!)
今回の各メーカーのRWCモデル、かなり遅れていたり
この様に見たことも無い産地があるが、少なからず世界の工場中国、台湾、東南アジアを襲った
SARSの影響が想像される

現代の国際企業は必ずどこかで中国と関係する所があり
原材料、生産、流通等の様々な所で影響があったのでは?

(通常Nikeのこの手の、市販量販レプリカはタイか台湾で製造される)
adidasは中国、Reebokは韓国

 


ロシア語やギリシア語等10カ国にも及ぶ表記・・・・

普通にやろうよ! リトアニア国内法規なのか?

 


タグと、おまけ?の金属製キーホルダー

ちなみに、下はごわごわ生地の裏地

 



管理人が着るとこんな感じ

とてもきつい(着ていると慣れるが)し、苦痛
生地が硬いので「締め付け」が物凄いのである(物凄くない比較対象は後述)

試合の80分なら、まだしも・・・ 普段着には不向き


まぁ、こんな感じになると
まさに「肉体誇示野郎」である 
はははは 心外

 


この様に中央にメッシュがあるので、背番号は小さい20インチ(通常は子供用)を使用している

ただ、このメッシュ部が「不可欠」とは思えないので、この部分を縮小しても
通常の大きさの(25インチ)背番号を使用して欲しい物である


背番号は小さい・・・
「ジャッジに影響する」とか言う、もっともらしい理由でIRBは規制して欲しい


このサイズに・・・

 

比較対象としてのサッカー物

イタリア Kappa 2002 Home XXL


注:管理人は「その手の趣味」はありません・・・

サッカーイタリア物の「1つ前」のモデル
生地が薄く、やわらかく、物凄く伸びるので、Rugby/Nike物よりは着やすい(50歩100歩ではあるが)

がしかし、もれなく乳首が浮き出てしまうので
とても公衆の面前に着て出る衣料品では無いと思う

と言う訳で、サッカー界ではこのピチピチブームは既に終わっています

Nike、adidas、CCCよ! 目を覚ませ!

 

生地が薄く、指も引っかからないので、これでRugbyをやったら
びりびりに破れて、スクラムもパックも出来ず大変である


本商品

 


同じコンセプトのKappa/Italy RUGBYはサッカー物に比べ生地は「肉厚」

 

ざっと紹介したが、こんな感じである

普通のJersey/Shirtに比べ割高で、個人的はこの流れ賛成していないので

このピチピチはこのRWCのみにして欲しい所


RWC後はこれを着用して欲しい所である

 

03/10/28


 

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