遂に完成した世界に1着のShirt


Spec

 


 


年明けより稼動していた火消プロジェクトが終わろうとしている

SR社、adidas、Crisbrookのロゴ入りの箱でNZより大江戸火消ジャージが到着したのである

今回は早速自身の1着を自コレクションとして紹介する次第である

これまでの経緯は省略するので詳しい事は、↓下記画像をクリックの事↓

今回は珍しく着た感じから紹介

まぁこんな感じである

和風な「ラグビージャージ」のコンセプトはどうであろか?

頭の上の線はエアコンのコードであり、ナミヘイの毛では無い

7分袖なので、半纏の様に見えるであろうか?

袖先(肘部分)にCrisbrookロゴ


表面仕様

 

全景、7分袖なので幅がかなりありカメラに収めるにはこんな画像になってしまう

エンブレムは当初ラインの上を指定したが

到着したのはラインの下にエンブレム

ただ、実際着てみるとわかるのだが

学術的に実物のこの位置で丁度良かった

又、当初この部分は刺繍を指定したが

白縁が1mm程の余りにも細いラインなので

刺繍では無理だったとの事

ただ、結構しっかりしたプリントである

Poly綿混紡なので、学術的に貼り付き具合も良いと思われる

エンブレム直径は指定通りの8cm

 

首にサイズタグ

Carisbrook NZ謹製である

裏にはSR社のWebアドレス

2XLで胸囲51インチ(128cm)

仕上がり実寸は、同社のサイズチャートとほぼ一致している

袖にCrisbrookロゴで襟はEngland襟

まぁ、襟は韓国に和服を発注した様な物なのでやや不思議な構造

ただ「半纏の襟の合わせ」のイメージからNZ襟では学術的に役不足だったのである

何故かボタンが下方に2つ

最下のボタンは不要と思われるが、まぁ大きな問題では無い

ボタンは通常の物で襟の高さは4cm

ロゴは袖先で正解、直刺繍

セットイン袖で、CCCと同様に脇に三角の補強が付いている

参考資料:袖の研究

又、7分袖( 3/4 Sleeve)なので平面にすると袖が長い

今でこそ余り見ないが、少し前迄League Rugbyと言えば7分袖の時代であったので

未だにチームオーダーで7分袖の設定をしているメーカーがあるのはそのせい

まさかそれが「火消半纏」に流用されるとは想定していなかったとは思うが

ラインの検証

肩袖ラインは3cmを指定し

腹ボーダーはSR社の規格がわからなかったので(通常ボーダー幅はインチで設定するのが慣わし)

「4cm or 2inch」としておいたが、結局2インチボーダーが1cm間隔で5本となった

この太い線も安定感があって結果的に良かった

(2インチは5cmなので、個人的には4cmの細目を狙ったのだが)

又、裾を入れた時に短パンやズボンでラインがなるべく隠れぬよう

「デザイン画よりも全体に上に移動」と言うリクエストもしたがこれもきちんと処理されている


肩袖ラインは3cm、腹ボーダーは2インチ

 

今回この20着の為だけに編んだ生地!

実はこれが一番ありがたい!

又、綿ポリ混紡なので将来的に色落ちも殆ど無い


背面背番号

背番号の話である

これは縮小版であるが、今回個々のリクエストに応じ全て画像を作成しSR社に送信した

ただ、画像自体に何か名前が無いとNZ人には東洋の象形文字背番号を

「Hey スティーブ次はあの四角っぽい字のあれだよ」とか

「ジョアンナ、1文字で蛸見たいな奴取って」なんて言わざるを得ず

作業に難儀する事だろうと思ったのと

識別の為「01、02、03・・・」の通し番号よりも名前の方が

NZ人も覚えやすく親しみやすいだろうと考え全ての画像に英語名を付けた

何故か? 管理人はサイズとそれに対応する背番号を間違えて欲しくなかったのである(実は)

違ったサイズに違った背番号をプリントされては悲劇であるから・・・

因みに「和庵」は"The House of WA"

それ以外にも他の方の背番号を幾つか紹介させて頂く

これだけでは誰が誰の背番号か本人以外では判別不能なので

実際に注文された方はご承諾頂きたい

結果として希望自己申告制だった背中のデザインは

番号(ex「7→七」)と番号以外の文字の比率は半々であった

Genius
Illuminates
LunchBox
 
(9)Troubled
(15)Steady Defense
Fields

これならNZ人も「次のMサイズには"Steady Defense"をプリントだ」と言う風に会話が出来た事だろう

で、実際がこんな感じ

編んだ生地の上にプリントしてるので表面がでこぼこしている

ただ、やや粗めの文字

SR社とこれに関しては何度かメールと画像をやりとりしたが

ドローでは無く、ドットでやったと言う事

ただ、彼らもかなり努力をしたので他の購入者の方にはご理解を頂きたい所

背番号の直径はほぼ25cm

広げて撮影すると体側部も入ってしまうので小さく見えるが

実際は着るとこんな感じ

2XLでこんな感じなので、サイズが小さくなるほど

着るとデザイン画像の感じに近づく計算

又この位置から見ると「粗さ」は気にならないレベルではある

管理人自身は学術的に重箱的なので気にはなっているが・・・・

プリント具合はばっちりである

編んだ織り線にしっかり食い込んだプリントである

ただ、なるべく折らない方が無難か?


裏地仕様

裏地全景

編んだ生地の裏なので、デザインはそのまま反転

NZメーカーが頑張って作った、England襟

良く見るとテープを二枚重ねてEngland襟にしてある

まぁ、やや学術的には詰めが甘いが

逆にこの手のEngland襟もあまり無い

学術的に希少価値のある構造ではある

脇の下の三角補強も赤い糸で縫製してある為に目視出来る

袖のロゴの裏は裏紙を当てたタイプ

内脇腹のタグは洗濯に関する表記

最後に

自身のデザインが物になると中々不思議な感じである

物自体は、まぁ納得の出来ではあるが

これが自己満足で無い事を祈るばかり

06/04/29


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