2004 SixNations 開幕編

EnglandのRWC制覇で急に注目度の増した昔からあるトーナメント 開幕編


と言う訳で、毎年恒例のSixNationsが開幕した

Sco以外のチームは、偶然!?にもRWCで好試合をしており、去る選手が去った新布陣での対戦は戦術的にも興味深い

しかし本重箱では、いつも通りShirt/Jerseyに関しての学術的研究を行いたいと思う

RWCの様に詳細な分析は時間的に無理なので、まずは開幕編として現在入手済みの情報のみで紹介する事とする


France 35 - 17 Ireland
14Feb Paris


フランスは基本的にRWCモデルと同じだが、スオッシュは襟上に移動


RWC時はこんな感じ

 


がしかしエンブレム上になにやら文字が・・・


フランスの事なので、スポンサーでは無いと思うが・・・

 


Irelandの背番号は「角型」に変更

 


RWC時は丸型

 


Wales 23 - 10 Scotland
14Feb Cardiff


Scotlandの失笑に値する「豆粒背番号」はようやく普通サイズに変更された

 


これがRWC時の背番号 ぷぷぷっ!



Walesは「白襟モデルはRWC専用」の公約遵守で、黒襟に変更

 


まぁどちらにせよ、ピチピチなので個人的には「50歩100歩」のレベル
左はアメコミ調のRWCモデル広告

 


RWC時の「ピチピチ度」はこんな感じだが

 


現行モデルは若干余裕があるようにも見える
しかし「エンブレム極端に下方で中央寄り」「襟ボタン無し」「ラグラン袖」なので
RWCモデルの継続使用であると思われる


よって、RWC直前まで使用したこの「セットイン袖モデル」では無い

 

 


England 50 -9 Italy
15Feb Roma


非常に残念なのが、このItaly/Kappa・・・

本重箱はKappaの回帰路線を賞賛したが、NikeやadidasのピチピチがRWCで登場し
「そんなのはウチが本家だよ!」とばかりにピチピチモデルをリリース

 


2003SixNationsで登場したこの襟付きタイプ

 


RWC時はボタン部分が青に変更されたが、結局10ヶ月程の短期政権であった

 


で、本モデル肩パッド入りの丸首デザイン且つピチピチ・・・
最悪で醜悪なデザインで、これこそまさしく「改悪」である

 


現時点でレプリカ販売は無いが、本6Nations中にも襟付きのモデルに再変更してもらいたい物である

 


Englandもそのまま、スオッシュは襟上でオーツーが腹に


くしくも「RWC優勝モデル」となった為に、England内のピチピチに対する
不平不満は(喜ぶのはゲイだけ!、見苦しい!、Rugby Shirtでは無い!etc)
残念ながら掻き消された感がある

 


こんな感じで、レプリカも販売中・・・

 


 


France 25 - 0 Italy
21Feb Paris


白のFrance Away初見参!

6Nations中でFra、Sco、Itaの青系チーム対戦時は毎年どちらかがAwayとなる
今年の青チーム対戦の先陣は本試合である


しかも短パンも白!である これを「模倣England」と言い
通常どのチームも嫌がる色組み合わせである

現行のピチピチはNikeの4代目だが、1998以降の歴代NikeAwayを見ても

常に短パンは青系なのである


98-99初代「センターエンブレム」Away

 


99-01 2代目「胸ライン」Away

 


01-03 3代目「ラグランライン」Away


ちなみにadidas時代も青パンが基本

 


と言う事で、純白のFranceはかなり異質

本4代目でHomeも青/青になったのが一番の理由と思われるが
Franceが天敵の白/白の組み合わせをChoiceするとは驚き!

又、かなり以前にUMBRO時代のScotlanがFrance戦で「白/白」を着て以来の現象


RWC1991

 

 


エンブレム上の文字は1週間で何やら変化した
イタリアの胸のラインはLatexか?いずれにせよピチピチは止めるべき


これが現代のRugby Shirtのスタンダードだとは思いたくない
青少年に悪い影響を及ぼすので、ピチピチは早い段階で見限るべきである

 

 

England 35 - 13 Scotland
21 Feb Edinburgh


これぞHome! マレフィールドの観衆慣習!

 


とまぁいつもながらに

 


いつもながらで


こんな感じ

 


Scoは背番号が普通サイズに戻ったのは心から評価
でも、今SixNationsはこれで勝てる見込みがあるのはItalyだけと言う公算・・・

この弱さだと、Italyに敗戦 → 最階位 → 「縁起の悪いShirtは新デザインに!市民運動」 → 非ピチピチへの回帰
かも知れない

 

 

 

総評 : Shirt的には、初回対戦で大勢が分かるので以降目新しい物は無い。後は青チームの対戦時のAway状況だけである

酒スポンサー(Scotland)のパリでの禁則事項は、今季Fra-Scoがエジンバラで行われる為に発生しない

又、試合的にも最終節3/17のEngland−Franceが優勝決定戦の気がする(England−WalesのRWC因縁対決は今回はTwickenham)

04/02/22


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