France02-05Sevens H&A by Nike

格安放出のCode7本物!


Spec

 


と言う訳で、3XLで買い直したFranceの7sである

基本的にEngland人はFrance人が嫌いなのでフランス物は安値で売り払われるが

今回無慈悲にも更に£5の値下が決行され僅か@£14.99で購入出来た

1.Home

 

やや狭い間隔のエンブレムとスオッシュ

これが現行の15人制のShirtでも文句は無い

スオッシュは直刺繍、エンブレムはフェルトとクロスの圧着物

こんな風に穴開きのフェルトに裏からクロスを当てている

技術進歩の成せる技ではあるが・・・

穴あきフェルトは「くり抜き板ガム」の如し(私の世代しか分からぬかもしれない)


同じNike/Franceでも01-03の15人制は立派なワッペン

2003RWCでは、同じ手法

 

襟の付け根がやや曲がった簡易England襟

ボタンがあるにはあるが、穴に入れるのは至難の業

Nike独自の「4つ穴ラバーボタン」


参考資料:正しいEngland襟は、穴側が 2枚仕立てになっている

ポルトガル製のXXXL

XXXLではあるが胸囲はまぁ48インチ(122cm)


XXXL

XXL

やはり幅が違うのが見て取れる

同モデルのXXLより3インチ(7.5cm)程大きくはなった

又、学術分類上同じ「タイトフィット短襟種」に属するKoogaの「XXL」と同程度

個人的には非常に気になるこの肩の出っ張り

自身の南アレプリカとかなり違うので、気になったのと

別型紙から起こした別物と言う判断の根拠にもなった

詳細は後程

 

やや厚手のポリニットテープで縫い目の補強を行っている

個人的にも学術的にも評価の高い上下2分割方式のパーツ割

デザインとして視覚的な効果も秀逸

紙タグは「1枚ペラ」

又01-03Authenticの様な出所不明なデザインでは無い

好事家の間では護符の如き意味合いを持つ

Code7の紙タグ

管理人は学術的証明書だと思っている

裏地

襟の付け根はやはり曲がった状態の生地で固定してあった

エンブレム裏はなにやら細工の後が見える

と言う訳で学術的に「簡易England襟」と命名しただけあり

この部分も非常に簡易


再度登場の正しいEngland襟

腰の部分の紺ライン

実は背中から前に繋がる長いラインなのだが

その裏を見るとこんな感じ

つまりこの部分で別パーツを縫い合わせてあるのが見て取れる

縫製も、まぁこんな物であろう

内脇腹のタグは2枚+1

もしかしたら指まで縫ったのではと思われる勢いのある曲がり方

ここでもNikeオランダの表記・・・

住所を調べたらこんな所

AAとかEEとがの表記はオランダ語の特徴

2.Away

 

白のエンブレム以外の色反転デザインのAway

何故回りくどい言い方をするかと言えば

フランスは白の場合、学術的に太古の時代より「青エンブレム」の完全色反転が基本だったからである

それが、1999にNikeに変更になり

白のAwayも赤エンブレムのままとなった

因みにこの99-00モデルは(クラブ以外では)唯一のセンターエンブレムデザイン

基本的な構造はもちろんHomeと同じなので重複部分は省略

 

それでも白の方が、付け根部分の曲がりが少ない気がする

しかし何故縫い目を中央に持ってこないのか!?

エンブレムも同じだが

裏からはからくりが見て取れる

が美しくない

他は全く同じ

ただ、色合いがナカナカよい

 

 

3.比較

本モデルのレプリカとの比較である

France Sevens
SouthAfrica Sevens

本物

レプリカ

ポルトガル製 3XL

中華人民共和國謹製 2XL

≒48インチ(122cm)

≒52インチ(130cm)

重ねるとこんな感じだが、着た感じほど見た目は変わらない
ただ、注意すべきは「小さい方が3XL」と言う事

メッシュの素材は

まぁ同じ

ただ、テープは別物

レプリカは平テープ

又、太さも違う

襟付根に正方形の縫い目

縫い目は無い

又、本物は首が小さめである

実際は使わないが、ボタンあり

ボタンは無い

肩に関する考察

やはり見た目もかなり違う
まず共通点として両者は共にセットインである

しかし袖パーツの付いている位置が、首付け根から計測するとかなり違う

又、角度もこの通り。これは明らかに別物

背面

考察

背中も、レプリカはおまけつき
又メッシュ部の鋭角さもやや違いが見られる

生地に関しては、実は本物の生地は伸縮性に富んでいるのであるが

タグデザインは

同じ

ただ、こちらはポルトガル製

こちらは中国、ロシア語(5行目)でキターイ

素材表記は何と同じ

高級仕様の文言もどちらにも
別段、レプリカが悪いという訳では無い
個人的には、サイズ的には南アの方がもちろん着心地は良い
ただ、学術的に分析するとやはり「本物には本物の味」がある
正にネスカフェ的と言える 

06/06/10

 


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